友達親子?
素子が母と偽って、少年に付き合う回なんですが、なんかそういうところだけ、妙な感覚に陥りましたね。
少年が、素子のことを「お姉さん」と呼び、素子が「うちではお母さんと呼ばせないようにしているのよ。」というところに、ああそういう機転の利かせ方があるんだと今更ながら感心しちゃいました。
そういえば、今の時代でもそういう家庭はあるもんね。
攻殻っていいなあ
「修好母子」は、少年と素子のハードなほのぼの話。観終わった後に題名の意味が解ります。高山みなみさんの声が少年に凄く合っています。
「天使の詩」は、本当に奇麗な話です。最後の、バトーと少女の掛け合いが物凄く切ないです。
本編からは逸れましたが、逸れてもこのクォリティというのには感嘆します。凄いよ神山監督。
あ!ヴィム・ベンダース監督「ベルリン天使の詩」だ!
びっくりしました。2話目は「ブエナ・ビスタ・ソシァル・クラブ」でも有名なヴィムベンダース監督が、カンヌ映画祭最優秀監督賞を受賞した傑作メルヘン、「ベルリン・天使の詩」へのオマージュですよ。どこがというと、バトーがベルリンを象徴する大きな天使像の肩に乗り、地上を見下ろすシーンです。その絵は当に同映画の最も有名な構図だからです。U2の「Stay」という曲でもパロディとして使われていたりもします。映画では 、主人公のおじさん天使・ダニエルが、像の肩に乗りながら地上の人間たちを見守っているわけです。そして困った人を見つけると降りてゆく…。なんだかバトーがそのおじさん天使でもヴィムベンダース作品なら充分ありえる、と思い、雰囲気のぴったりさにも驚いた次第です。 そんなところから入っていった2話目は、後に監督も満足してらしたように、非常にきれいで儚いストーリーになっています。この2ndGIGシリーズの中で、いちばん本編から独立し、この話だけで短編映画をみているような別の楽しみ方が出来ました。町の灯りや、しんしんと降る雪、教会やベルリン市街の建築物、どれもストーリーの綺麗さと共に、作品の美しさを醸し出しています。 また、バトーの最後のセリフ、そしてテロリストを捉えたときのセリフ、どちらも強さとセンチメンタルさを兼ねた彼らしさが出ており、ファンとしては非常に満足です。
台湾気分が味わえます。
第17話「修好母子」は舞台が未来の台湾なのですが、 この風景(背景)が、細部に至るまで台湾そのままだったので、 在住者としては、うれしいやらびっくりするやら。 食堂の壁のメニュー、道端の看板、路地裏の注意書き、 町中の警官、台北の高級ホテル、手で閉じるタクシーのドア ただ単に雰囲気で漢字を並べただけのものではなく、 綿密な取材に基いているのが、よく分かります。 ストーリーももちろんですが、いつもながら作りこまれた背景を堪能することができました。
番外編?
今回は、本筋である、個別主義者の話から外れて、海外遠征する少佐とバトーさんの話です。 対日常人の中で見せる少佐とバトーの甘さ(というか子供に甘いというかショタとロリ?)が面白い。 封入特典である、デジタル物欲番長スタパ齋藤氏のコラムを読むと、攻殻機動隊世界の中でデジタル機器と人とのあり方などなかなか面白い物があります。 光学迷彩を使ったバトーさんの街中での透明人間描写も作品の中でやってこなかった物なので面白い。 ファンタジー、サイバーパンク作品があふれて、深い説明も無いまま物語が進む作品が多い中で、微妙な生活観を描く所が押井作品の面白さかもしれません。 本筋と関係無い描写が、本筋を解りにくくしている元凶なのかもしれませんが。
バンダイビジュアル
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