拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫)



拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫)
拷問蔵―公事宿事件書留帳〈3〉 (幻冬舎文庫)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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ますますの菊太郎の活躍

公事宿シリーズ其の三となる本書のタイトルにもなっている短編、
『拷問蔵』が筆頭で、淡々と描かれている拷問の様子に改めてゾクリとさせられる。
このシリーズは一巻が六編ほどの短編からなってはいるが、
一話が完結しつつもその後日談が次の話で語られるなど、
短編というよりは連作、連作というよりは章と呼びたい構成だ。

二話目以降でも要所要所に拷問蔵の存在が登場して、
そのあたりにも一貫性を感じた。
物語としては主人公・菊太郎の名声、お信親子との関係などもますます深まり、
より人情味を感じさせるものが多いように思えた。
中でも、『お岩の最後』、『中秋十五夜』が印象深い。
キクタロウ

シリーズ物です。主人公の菊太郎のきっぷのよさが魅力。ただ、最初の
ころと比べて話の終了が刃傷(成敗)がなくなってしまい、水戸黄門的
終了の仕方をする部分が出てきているのが残念。



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