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「うつ」な人ほど強くなれる―『うつ』になりやすい性格こそ「成功する条件」 (アスカビジネス)
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| ジャンル: | 自己啓発,能力開発,意識改革,自己改革,学習,能力発見
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| 人気ランキング: | 172190 位
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救われた
他の方のレビューにもある通り、うつ病に関する専門的な記述は少なく、
また、個人の体験にのみ基づくという欠点はあるものの、
現在うつ病治療が1年になる私にはとても救いの本になりました。
著名なスピリチュアルカウンセラーが「うつは傲慢だからなる」、
有名な精神科医が「仕事中だけうつになる」などと書いているのを
目にしては、絶望的になり自分を責め続けたわたしには、
がんばってきた、誠実だった、繊細だっただからうつ病になったと
いう著者の主張は本当に救われるものでした。
その部分を何度も読んで号泣し、そして少しずつ自分を
いたわり、心を休ませることが出来始めています。
うつ病は症状も、その時々の起伏もさまざまですから
どのような方におすすめ、とまでは言い切れないのですが、
まだまだ私自身、うつの治療は続きますが、この本を読み、
きっと治る、治っていい人生を送ることが出来るという
希望を持つことができるようになりました。
自分を否定されたような気分になった。
私はうつ病と診断されましたが、アバウトでいい加減な一面が自身にあるのは自覚しています。この本は、うつ病とは真面目で責任感が強く繊細な人がなるもの。
アバウトでいい加減な人は絶対にならない、と何度も書かれているのを見て
ショックを受けました。私はただ被害妄想で悲劇のヒロインを気取っているだけなのだろうか、と。ならば何故四六時中気分がこんなにも重くなって死にたくて仕方ないんだろうか、と。この本を手にとったことを真剣に後悔しました。
心のリハビリの手順は参考になります
本書は、最初に、(1)うつな人がいかにして強くなれるのかを主張します。
次に、(2)心のリハビリの方法、うつな状態からの抜け出し方を解説します。
最後に、(3)鬱病になった人への接し方を解説します。
(2)では、繰り返し、こだわりを捨てることの大切さを、そしてどのように
したらこだわりを捨てられるかが述べられます。多くの方に参考になるで
しょう。
(1)については、私はかなり違和感を感じました。著者の体験では、確かに
そうであったかもしれないけれども、誰もがそんなに強くなれるわけでは
ありません。
(3)は、ページ数的にも少なく、これを読めば、鬱病の人にうまく接する
ことができる、とは思えませんでした。
うつに苦しむ方、ご家族、会社の方にオススメです。
「うつ」に悩む方は、年々増えているということで、深刻な社会問題になっています。
患者の増加に対して、まだまだ知識が普及していないため、患者本人の苦痛はもちろん、周囲の対処にも、戸惑いが多く、回復を送らせる要因にもなっています。
そんな社会背景の中にあって、復帰への私信をわかりやすく示してくれた本書は、苦しむ方が読むことで、回復への支えとなることでしょう。
また、周囲の方が読むことで、苦しむ方を理解できるでしょう。
双方が、きちんと学ぶことで、復帰が早くなるなら、大変な意義があるはずです。
その基本的かつ実績的な手法を提唱している本書は、悩める多くの方に、役立つ書籍となっています。
俗説を助長する悪書
著者自身が経験した激しい鬱体験を元に…
という触れ込みの割に一般論と俗説ばかりで医学的・臨床的根拠の薄いことがほとんど。
スピリチュアルブームに乗っかったプチうつ本に近いような気がする。
本書では「うつ病になりやすい性格」という名目で
メランコリー親和型や執着性格のような性質が挙げられていたり、
セルフチェックとして軽症うつの初期症状のような項目があって、
その辺はそれなりに正しいのだが、
「抗うつ薬はとても効くので」
「豪傑タイプの人はまず鬱にはなりません」
「一番大事な薬は心のケアです」
など的外れなことを平気で書いてあったりする。
うつ病は心の病気というのは完全な間違いではないが、
それ以上に100年近い研究によって治療法が確立され、
現在はそのほとんどが薬物療法と適切なケアで治療可能な
「脳の神経伝達異常によって起こる病気」なのだ。
DSMやICDほど専門的なことを書けとまでは言わないが、
大うつ病エピソードや軽症うつはおろか、
脳の神経伝達異常について全く触れられておらず、
抗うつ薬についても具体的な記述はない。
著者の鬱病体験にしても経過が全く書かれておらず、
本当に鬱を経験したのかどうかがそもそも怪しい。
本書では本来明確に分けられるべき
「カウンセラーによる”カウンセリング”」と
「精神科、心療内科などでの薬物療法を含む”鬱病治療”」を意図的に混同しているか、
「鬱病治療」に関しての情報がほとんど書かれていないと思った。
もちろん実際著者が鬱を経験し、寛解した結果、
自分の病気に対しては否認寄りの態度を取ったのかもしれない。
その上で鬱に苦しむ人を助けたいと思っているのかもしれない。
少なくとも助けたいという思い自体は本書からも読み取れる。
だが真に病気を理解し、苦しんでいる人を助けようとしているにしては
基礎的な点であまりに誇大表現による誤解のリスクのほうが大きい気がするのだ。
「がんばれ」と言ってはいけないとしつつ抗うつ薬や病気の経過について触れず、
文脈的に「がんばれ」というのと大差ない精神論が繰り返されている。
少なくとも本書を読んで医学的、臨床的な知識はほとんど身につかないし、
具体的に鬱病患者に対して適切な対応が取れるようになる人はあまりいないんじゃないかと感じた。
こんな本を読むくらいなら『ツレうつ』とか『「軽症うつ」を治す』とか『軽症うつ病―「ゆううつ」の精神病理』とか『うつ病―まだ語られていない真実』のどれか1冊でも読むほうがよっぽどためになると思われる。
アスカエフプロダクツ
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