復刊ドットコム奮戦記-マニアの熱意がつくる新しいネットビジネス



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もうひとつ

業界の古い慣習、タブーに阻まれ、苦労しながらも一つ一つ復刊を成し遂げる苦労は並大抵のものではないでしょう。本書ではそれが語られています。
ただ、取り上げられている事例は漫画やマニアックな作品が多く、一つ一つの苦労話を読んでいてもその作品のこと(価値や、それが復刊されることがどんなにすばらしいことなのか)がよくわかりません。そのため、成功話であっても自分に感動が伝わってこない。
確かに売れなくて廃刊になったものを復刊させるのですからそもそも対象がニッチであることはあたりまえだとは思いますが・・・。
復刊できなかった作品についてもう少し多くの実名と裏話を載せてほしかったと思います。
行動力のたまもの。

ホモマンガ〜物理学の名著までと扱っているジャンルも広いが、
各ジャンルのすき間だけにターゲットを絞っているのもすごい!

それぞれに半端じゃない知識、選択眼が要求されそうだが、
それを補うのが、ネットを通じた投票だったり、
ファンサイトのコミュニティや掲示板だったりする。

著者自身は、各マニアからすると知識の粗いところもあるが、
どちらかというと行動力のある方なのだと思う。
だから、業界のタブーにも切り込めたのじゃないだろうか?

絶版本を求める読者からの投稿に真摯にこたえていく姿に涙。
出来れば本書をきちんと再校閲してから「復刻」してほしい

 多くの人々が読んでみたいと思いつつも絶版になってしまって読むことが今はかなわない過去の名著や話題作。そうした数多くの絶版本を復刻して販売しようというビジネス・サイトが「復刊ドットコム」です。そのサイト立ち上げから今日までの道のりを、代表である佐田野氏が綴った書です。

 絶版になった原因は、著作権をめぐる確執であったり、差別用語などの面で再出版が難しかったりと、実に様々です。そうした複雑な事情をほぐしていくため、かつての出版元や著者、あるいは著作権管理者を丹念に訪ね歩いて交渉するくだりを特に興味深く読みました。時代を経ても読むに値する書を継続的に世に送り出せる仕組みを作りたい。著者をはじめスタッフの人々の熱い思いが行間ににじみ出ています。

 ただし、著者が本書で用いる日本語は残念ながらあまりにもお粗末。出版業界に身を置いているとは思えないレベルの低さで、読んでいて大変イライラしました。この著者が普段あまり本を読んでいないことが透けて見えます。
 「押しも押されぬ国民的人気者」(146頁)は「押しも押されもせぬ」とすべき。
 「自ら天に召された」(同頁)という表現はおかしい。「天に召す」のは神の行為だから、「自ら」という言葉を足して「自殺」を意味しようとするのはムリがある。
 「予約受注が殺到」(215頁)とありますが、殺到するのは「注文」であって「受注」ではないはず。
 「飛ぶように予約が入る」(同頁)もダメ。「飛ぶように」というのは離れていくものを形容する言葉だから、「売れる」という言葉と一緒に使うことはあっても「入ってくる」ものを修飾するのはおかしい。
 「同好の志」(219頁)は「同好の士」。
 「玉石混合」(243頁)は「玉石混交」。
 「アフェリエイト」(69頁)は「アフィリエイト」。
 「アンビレンツな」(207頁)は「アンビバレントな」。

 再校閲してから復刻してください。
とても大変そう……

復刊ドットコムにはリクエスト投票したことがあったけど、いまいちどういう 会社かわからなかった。読んでみると、いや〜凄まじい。。。。絶版になった 本を甦らすのは大変なんだな。ファンクラブを巻き込んで、断筆した著者の自 宅に乗り込むなど、しつこい著者の執念が行間から滲み出ていて圧倒された。 あと、文章の下のスペースで、かなりの復刊本が写真入りで紹介されていて、 さすがに1000票とかリクエストを集めた本だけあって、どれもこれもおもしろ そうで読みたくなった。



築地書館







         
         
         
         



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