手始めにはちょっと難しい
他のレビューでも書かれている通り、
学術的で手始めには難しいと思います。
私は摂食障害から精神医療の本を読み始めましたが、
摂食障害の治療方法と言うよりも、
根本は機能不全家族が引き起こすACに原因があると思い、
この本にたどり着きました。
しかし、専門用語を並べた本書では私の望むものは得られませんでした。
家庭レベルで書いて欲しかったなーと思います。
ACの学術専門書
ACについて分かりやすく分析している本だと思います。 また、共依存についてACと関連させて書かれていることに満足。 ただ、AC当事者が読むにはキツイかな、と感じました。 共依存は心理学を学んでいる人は是非押さえておいてほしい分野です。
アダルトチルドレンについて知りたい、と思ったら読む本
私の場合は、自分がアダルトチルドレンであるということを既に認識していたので、この本では自分が求めているものはあまり得られませんでした。確かに、アダルトチルドレンと共依存の特徴、解説、こういう状況で育つとこうなる、研究者の○○はこんな答えを出した・・・等の記述は大変詳しく記されていますが、既に自分がそうだと認識し、過去のトラウマに苦しんでこの本に辿り着いた人が「これからの人生、この苦しさを乗り越え、幸福な精神状態を得る為にはどう生きていく必要があるか」とのヒントは残念ながら見つからないと思います。しかしこの本を読んで、アダルトチルドレンというものはそれほど断定しにくいものであり、様々なデータや統計、研究結果が飛び交ってはいるものの、とても根が深いものであり、苦しむ人一人一人にとって「回復にはこれが最善方法」と断定出来ないものなのだな、と感じました。また、アダルトチルドレンを克服するということがいかに長い道程かも非常に考えさせられました。
予告されていた怖い社会がやってきているように思いますが・・。
巻頭『はじめに』の部分で、著者は、「ややもすれば『軽心理学』(ポップ・サイコロジー)程度にしか受けとめられていない『アダルト・チルドレン』と『共依存』を、伝統的な心理学や精神医学の視点で学術的にとらえなおすことにしたい」と述べています。が、実際、アメリカで誕生したそれらの概念やそれらを取り巻く諸問題が、この本では、よく整理しまとめられています。『はじめに』の続く部分で著者は次のように記しています。「『アダルト・チルドレン』や『共依存』は、離婚率が50%を超えた米国で出現した『機能不全家族』を背景にした病理的現象ともいえる。それらは、伝統的家族が崩壊し、個人主義が台頭した1980年代に、米国で社会運動化した。『機能不全家族』のなかの『家族的トラウマ』で、子どもたちは傷ついて成人し、『アダルト・チルドレン』や『共依存』となり、『機能不全家族』が再生産されつづけている。」「拒食症や過食症が、米国に遅れて10年ぐらいしてわが国に上陸したように、『アダルト・チルドレン』や『共依存』が頻出する日がやがてやってくると思われる。」 この本が発刊されてほば10年になります。日本の離婚率もうなぎのぼりです。実際のところ、予見されていたとおり「機能不全家族」が増え、そして「再生産」されているように思いますが、いかがでしょうか? 「機能不全家族」とその産み出す「症候群」を知っておくことは、山奥に隠棲して仙人になる志しを持たないのであれば、これからもずっと人の世で暮らしていくつもりであれば、ぜひ必要なことのようにさえ思えますが、その点で、日本における実例もあげつつ説明しているこの著作は良い導きとなるように思います。
アダルトチルドレンと共依存
共依存・ACの事を勉強し始めたばかりの私にとっては、読んでいて 少し難しい・・・と、感じました。しかし この本を読む前に「アダルトチルドレンと家族」(私でもとても理解しやすい本でした)を読みその後「itと呼ばれた子」を読んだあと この本を読んだ事で、理解しやすかったのではないかと感じました。初めて共依存やAC関係の本と出会う人にとっては 難しいかもしれません。やさしく具体的に書かれている本を読んでから 読んだ方がいいかもしれませんね。
誠信書房
共依存―自己喪失の病 アダルト・チルドレンの子どもたち―もう一つの共依存世代 愛情の病理「共依存症」 アダルト・チルドレン―自信はないけど、生きていく 共依存かもしれない―他人やモノで自分を満たそうとする人たち (10代のセルフケア)
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