満足感がいまひとつ
トリックはそれなりにおもしろいし、事件の設定なんかもそこそこおもしろいんだけれど、どういうわけか読んだあとに「あ〜おもしろかった」と思えない。 キャラクターのせいか?文章がくどいからか?はたまたぱらぱら漫画のせいか? ミステリというのは、トリックや謎解きがもちろんメインだけれども、小説として楽しむには魅力的なキャラクターが不可欠だと思っている。年齢のわりに頭もいいし美人だという主人公の根津愛に共感できないのは、彼女が交わす会話がなんとなく一言多い、という印象を受けるからでしょうか。作品と作品の間にある「根津愛の独白」も余計だったのではないかと思う。 かなり分厚い本だったので、読んだあとに疲労感が残ってしまいました。
軽い
表紙が可愛かったので買いました。 「カレーライスは知っていた」というタイトルには 正直にいうとちょっと引きましたが・・・。 安楽椅子探偵物ということもあって、話に深みは ありません。トリックも実際には絶対にありえない 感じがしました。 頭をあまり使いたくないときや、リラックスするのに 良い本だとは思います。
ミステリー初心者にも、すれっからしの読者にも
愛川晶は良質の本格推理を書き続けてきた作家だが、知る人ぞ知るというタイプで、一般的な知名度はもう一歩のようだ。この文庫は、現在のところ、唯一の短編集が、安楽椅子探偵物としては非常にレベルが高いと思う。美少女探偵とロリコン刑事というコンビのため、初心者にもなじみやすいだろうが、使われているトリックは切れ味鋭く、すれっからしの読者も充分満足させると思う。特にこの文庫では、親本になかった「納豆殺人事件」(とんでもないタイトルだ)が収められ、また「スケートおじさん」という短編の解答も四つに増えていて、なかなかお買い得。ただし、ネコマンガの意図はよくわからない。探偵のモデルが描いているということだが、こういう余計なことをするから、敬遠する向きもあるのかと思う。
光文社
巫女の館の密室―美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫) 夜宴 (光文社文庫) ダイニング・メッセージ 美少女代理探偵の事件簿 (光文社文庫)
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